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今回のテーマは「世界征服は可能か?」です。
突飛に思えるかもしれませんが、実はこれは現代のリーダーに必要な「ビジョン」の話です。
社会人になるとPDCA(計画・実行・評価・改善)が大事だと言われますが、大切なのはその中心に**明確なゴール(目的・目標)**を置くこと。ゴールがなければ、PDCAを回しても意味がなく、方向がブレてしまいます。
これは家庭でも同じです。たとえば子育てにおいて、夫婦で「どんな子に育てたいか」を話し合わないと、親の言うことがバラバラになり、子どもは混乱します。家族も一つのチーム。ゴールの共有が不可欠です。
企業もまた同様で、ミッション(存在意義)、ビジョン(理想の姿)、バリュー(行動指針)を再定義する動きが増えています。大切なのは、「こうなりたい」という姿をビジョン化すること。
たとえば「世界征服したい」と言う悪役がいますが、「どんな状態をもって世界征服なのか」を定義していない。これは「幸せになりたい」という漠然とした願望と同じで、ビジョンが不明確だと何をすればいいかも分かりません。
リーダーに今求められているのは、明確なビジョンを描き、共有することです。それが世界征服でも、幸せでも、目標でも構いません。
自分や組織が「どんな状態を目指すのか」を言語化し、目標として持つこと。それが、これからの時代に必要なリーダーシップです。
担当講師 |
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髙橋 宗照(たかはし むねてる) 先生
株式会社 タカハシ&パートナーズ 代表取締役 |