『100の結果を引き寄せる1%アクション』 フレーム編【思考力研究所 鈴木 領一】


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私たちが毎日行っている無意識の行動は、思考のフレームによって支配されている!

あなたは毎朝、起きてから出社するまでどのように過ごしていますか? 目覚まし時計で起きて、洗面所に行き、毎日同じように歯を磨く。ダイエット中なら、体重計に乗って体重をチェックし、出社する。例えば、こんなふうに毎朝を過ごしているなら、ほとんど無意識に行動しているのではないでしょうか。さらに、駐車場で車を停めるときも、無意識に白線の間に車をきちんと収めるようにしていますよね? そう、私たちの行動の多くは無意識に行われています。

このような無意識の行動を支配しているのが「思考のフレーム」です。一度フレームが形成されると、思考はパターン化され、非常に速くなります。良いフレームであれば、思考が高速化することで短期間に成果を上げられるというメリットがありますが、一方でそれ以外のことを考えない「思考停止」の状態に陥るリスクもあります。

企業のマーケティングにもフレームは活用されている!

例えば、「楽器体験販売会に参加しませんか?」と聞かれたら、売られるのでは?と警戒してしまい、参加したくないですよね。しかし、これを「音楽教室」と呼んだらどうでしょうか? 学びの場だと思って、抵抗感がなくなるはずです。ここでもフレームが活用されています。「教室」という言葉が「学ぶ場所」というフレームを発動させ、販売されるというイメージが消えるのです。このように、企業のマーケティング活動でもフレームは活用されており、個人や企業の活動に幅広く応用できます。

そのため、成功を勝ち取るには、正しくフレームを理解し、それを活用する方法を体系的に学ぶことが重要です。

自分を縛っているフレームを特定し、新しいフレームに更新しよう!

誰もが、仕事、人間関係、日常生活、異性との交際、親子関係など、さまざまな場面でフレームを持っています。特に、悩みや問題を抱えている場合は、その背景に自分の思考や行動を制限しているフレームが存在しています。フレームを有効に活用するには、まず自分がどのようなフレームに縛られているのかを特定し、それを新しいフレームに更新することが必要です。

売上が思うように伸びない、社員が次々に辞めてしまう、競争が厳しくて疲弊している…。こうした悩みを抱える経営者の方は、ご自身のフレームを見直し、新しいフレームをインストールしてみてください。経営者だけでなく、社員や家族にも使える手法ですので、ぜひフレームについて学んでみてください!



担当講師

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鈴木 領一(すずき りょういち)

ビジネス・プロデューサー。「すずりょう」の愛称で知られる。

企業の新規事業プロデュースから政府プロジェクト、出版プロデュースまで幅広く活躍。
内閣府クールビズプロジェクトでは「かりゆしウェア」普及のプロジェクトを担当した。
一般社団法人経営コーチ協会アドバイザー。

WISDOM SCHOOL総合プロデューサー。
また、ビジネス講師や自己啓発プログラム開発者としても活躍。

100年の歴史を持つアメリカ『サクセスマガジン社』と共同で能力開発プログラムを開発。全国で3000名以上が受講し、多くの人の意識改革を行った。 共同開発者には「7つの習慣」のスティーブン・R・コヴィーの共同開発者であったケン・シェルトンもいる。 主催するポッドキャスト番組「すずりょうのビジネスの超ヒント」はiTunesに登録された日本初のビジネス番組であり、現在に至るまで合計520万ダウンロードされ、国内最大級のビジネスポッドキャスト番組に成長した。