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頭と心ばかりを使っていると、疲れを感じることはないだろうか。頭が溢れ、心が満たされると、最終的に腹に落ち着くようです。腹との対話によって、結論が見えてくることもあるでしょう。心が柔軟であるかどうかが重要です。頭脳の世界は理屈や理性に支配されますが、心と腹が納得しない限り、物事はうまく進みません。これは企業経営や経済運営でも同様です。感情を理解し、それを表現できるかを問われるのですが、理性だけで心を分析するには限界があります。
気持ちの本質とは何か?
理性とは異なる感覚が存在し、相手の心と自分の心とのバランスを取ることが必要です。気持ちが乱れた時、適切に発散させる術を持つことが大切なんです。頭は理性、心は感性、そして腹は覚悟や直感、本質を表します。新しいことを頭と心だけで進めると、不安定になりやすいようです。気持ちは反転しやすく、恐怖や欲望に左右されることがあるため、腹を据えることがとても重要になります。
頭から心、そして腹へと繋がる流れを意識することが大切です。結論が見えた時、頭と心を使いながら道を切り拓く。その際、腹の存在が軽視されがちだが、これは大きな誤りです。腹の本質とは、大宇宙と一体となる感覚や、目先の損得を超えた世界にあります。腹は学んで得るものではなく、悟る領域です。日常から大自然と向き合うことで、その感覚を得ることができるでしょう。頭、心、腹が一体となることが、人間の真の力を引き出します。コンピュータには決して模倣できないこの領域こそが、人間らしさの源であり、困難な時期を乗り越える鍵となります。
担当講師 |
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講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長 |